精度の認定基準

レーザー距離計の精度は、その測定モジュールによって決まります。
レーザー距離計の精度の確信を得るには、所有するツールに使われている実際のモジュールがどれだけ正しいのかを知る必要があります。

製造メーカーの中には、シャーシにモジュールを入れて、「このモジュールはこのスペックを満たしています。」という曖昧な内容の書類を添付して出荷しています... しかし、それでいいのでしょうか。

そのような不確かなことをしたら、わたし達のエンジニアは夜も眠れぬ日を過ごすでしょう。

すべてのLeica DISTO™のモジュールはアッセンブリーの前にテストを受け、シリアル番号と照合されます。そして、そのツール(レーザー距離計)は、アッセンブリーされた後にも、再度、テストされます。仕様範囲内である各ユニット毎の値は認定精度として記録され、その書類はパッケージに同梱されています。

このプロセスは、世の中で最も技術的要求の高い用途でも通用すると評価されている、わたし達のUS$50,000のスマートステーションと同じ品質管理チームによって管理されています。

 

理論上は、レーザー距離計は各メーカーが公表するように測る事ができますが、実際の現場では、多くの要素 - 周囲の強い光源の存在や測定対象の表面の反射率 - が、測定範囲や精度に影響を及ぼします。

製造メーカーがレーザーツールの精度を謳う時、それは研究室での精度なのか、実際の使用環境下の精度なのか、どちらでしょうか。各製造メーカーによってこの質問に対する回答は様々です。

評価基準がなければ、技術レベルが異なる製造メーカーの間で、測定範囲や精度を比較することは不可能と言えます。

このことは、まさに、ライカ ジオシステムズのエンジニアがレーザー距離計の範囲と精度の国際規格 ISO 16331-1 の策定に協力した理由です。

この規格によって、いまやっと、すべてのレーザー距離計を購入する前に、ISO基準を満たしているかを調べ、評価することが可能になりました。

 

IP65 等級

Ingress Protection (IP) 保護等級は、欧州電気標準化委員会 (European Committee for Electrotechnical Standardization / CENELEC) によって作られた保護構造に関する基準です。

わたし達の最も頑強に設計されたレーザー距離計のD510、X4、X3、X310はIP65の保護等級です。他のモデルの保護等級は、IP54です。

では、保護等級はどのように構成されているのでしょうか。

 

 

IP65 第一特性数字 (6) - 外来固形物の進入: 耐じん形

0 (無保護)
1 直径 50mm 以上 e.g. こぶし(拳)による
2 直径 12mm 以上 e.g. 指による
3 直径 2.5mm 以上 (工具による)
4 直径 1.0mm 以上 (針金による)
5 防じん形 (針金による)

6

耐じん形 (針金による)

IP65 第二特性数字 (5) - 有害な影響を伴う水の浸入

0 (無保護)
1 鉛直落下 e.g. 水滴
2 落下 (15°偏向)
3 散水 (Spraying) 鉛直60°
4 飛まつ (Splashing) 全方向からのスプレー - 限られた進入

5

噴流 (jetting) 全方向からの低圧ジェットウォーター - 限られた進入
6 防噴流 e.g. 船のデッキでの使用 - 限られた進入
7 一時的潜水 15cmから1m
8 継続的潜水
 
 

3年保証プログラム

ライカ ジオシステムズは、精度に問題が起きないように大切なツールとしてLeica DISTO™を取り扱うことをお願いしています。

たとえば、Leica DISTO™を測定現場でぶつけてしまったり、冬季にトランクの中に閉まったまま放置されてしまうことがあることを聞くことがあります。そのようなことが無いように、確実にスペックに記載された保管温度範囲内で管理するようにしてください。

タフな環境で使用されても問題が起きないようLeica DISTO™やLinoは製造され、ライカ ジオシステムズは2年間の保証期間を設けています。それに加え、購入から8週間以内に登録すると、無料で保証期間が3年間に延長されます。

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